2017/09/27 23:36

秋の始まりである9月から10月は、ケープバルブ栽培家にとって最も忙しい季節です。

冬型球根の植え替えや植え付け、種まき、休眠あけの管理などなど、やることが盛りだくさん。
でもそれと同時に、最も心躍る季節でもあります。

土しか見えなかった鉢の山から、新しい葉が出ていないか探す朝。
よーく目を凝らすと、ひょっこり伸ばし始めた新葉が見つかります。

今日見つけたのは、ラケナリア クリプランデンシスでした。

― Lachenalia kliprandensis
― Cape Bulb

まだ1cmにも満たない小さな葉ですが、ラケナリアの特徴であるまだら模様がしっかりと入っています。

夏の蒸し暑さを無事乗り越えた証を見つけ、ほっと一安心。
去年より一回り大きくなるであろう姿に、高まる期待。
そんな気持ちが味わえる、楽しい季節の始まりです。