2017/10/03 23:59
ワイルドフラワーという言葉を聞いたことがありますか?直訳すると「野生の花」、端的に言えばその通りで、人間による品種改良がされていない、自然のままの植物を指します。特に日本の草花にはない特徴を持つ植物…色鮮やかな花、巨大な葉、独特な匂いなどが想像されます。
南アフリカにはケープバルブのみならず、ハオルチアやメセンなどの多肉植物、パキポディウムやユーフォルビアなどの塊根植物など、一生かけても見つくせないほどのワイルドフラワーが広がっているといいます。(残念ながら伝聞…)
その代表格とも言える存在が、このブルンスビギア ボスマニアエです。

―― Brunsvigia bosmaniae
―― Cape Bulb
ユリのような花を数十も咲かせ、直径は30cm以上にもなるその迫力はアフリカの広大な自然のエネルギーを感じさせます。
この花が一斉に開花した様子がこちらです。

赤茶けた大地にブルンスビギア ボスマニアエが咲き乱れるこの絶景、死ぬまでに見たい景色の一つです。
通常はご覧の通り赤またはピンクの花色で、白花は希少種です。白花でも花弁の付け根や筋が赤いものも多いのですが、冒頭の写真の株は純白と言ってよい白さ。当店自慢の親株です。(分球をお待ちください)
ちなみに同種の輸入球を販売中です。花色は咲いてからのお楽しみ。