2017/10/07 21:13

ここ数日で気温がグッと下がりましたね。今年は冷夏の影響で残暑と言うほどの残暑がなかったとはいえ、先週までは最高気温が30弱あった東京。でも昨日は20を下回る涼しい1日でした。

こうなると、俄然冬型植物たちが活気づきます。9月になったのに動く気配が全くないからと、焦って水をじゃぶじゃぶあげてはいけません。ちゃんと夏を越せていれば、適温になった途端ぐんぐん芽を伸ばします。
また冬型と聞くと真冬が好きなのかな?なんて誤解を生むこともありますが、そうではありません。
ものにもよりますが、適温は15℃~23℃程度。5℃を下回ると生死の境、氷点下ではご臨終といったところでしょうか。

今日は涼しさを感じて芽を出し始めた2つの植物をご紹介します。

―― Tylecodon buchholzianus
―― Caudex

まずはチレコドン ブッコルジアヌスFUNNY BLOGでコーデックス(塊根植物)を取り上げるのは初めてですね。塊根植物は専門外ですから必然的に出番は少ないです…。
実は当店、というより私が多肉植物でも塊根植物でもなくケープバルブが好きになった理由の一つに塊根植物でのある失敗があるのですが、それはまたいつか。


―― Lachenalia viridiflora
―― Cape bulb

こちらはラケナリア属で一番の有名種じゃないかと思われる、ラケナリア ヴィリディフローラ
ラケナリアお得意のまだら模様に加え、植物とは思えない翡翠色の花を咲かせます。その緑色はまさに翡翠のようでもあり、また地中海の浅瀬が映し出す空の色のようでもあります。

これからどんどん大きくなる冬型植物、楽しみですね。
ちなみに私の適正気温は17です。元気に働いて商品が増える…かも。